朝からあいにくの雨で剪定実習は中止。34期生が課題学習として取り組まれた奥村邸にて庭の鑑賞と北村先生による座学となった。先ず、34期生の久木さんから取り組みの経緯について説明を受ける。樹木がうっそうと茂った庭の再生に努められた。庭の他に家屋の障子やふすまの張替え等も行い、町屋として利用できる状態に再生し、築150年の家屋が甦った。
引き続いて、北村先生から庭園作業を行うときの諸注意点について、特に配置されている石、灯篭などは元の形状を変えないこと、大きくなった樹木をどこまで戻すことができるかということを合議制で検討し進めていき、お互いにルールを共有することが重要であるという説明を受ける。
庭園鑑賞後は11時10分から小学校に戻り、校庭に植樹されている欅、山茶花、もみじ、サルスベリ、ビワの木、松、桜、クスノキ、サンゴジュ、スイリュウ、サツキ、ナツメ、椎の木等多くの樹木についてそれぞれの剪定方法について説明をうける。また、校庭の植樹については何のために植樹されたのか、その目的に合致した剪定が行われているのかを見極めることが重要である。特に校庭については小さい子供たちが安心安全に過ごすことができる庭づくりを心掛けなければならないということも念頭に置かなければならない
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